気山小日記

　10月25日（木）、オーケストラアンサンブル金沢に所属されている５名の演奏家による学校訪問コンサートが開催されました。

　前半は、第一ヴァイオリン（トロイ・グーギンズさん）、第二ヴァイオリン（青木恵音さん）、ヴィオラ（石黒靖典さん）、チェロ（早川寛さん）による四重奏で、モーツアルト、ドヴォルザーク、バッハの曲を演奏してくださいました。曲と曲の合間に楽器の紹介をしていただき、「同じような形をしていても、楽器の大きさが違うと音の高さが異なる」ということを教えていただきました。音の高さの違いで楽器の印象が変わることを学習しました。

　後半は、メゾ・ソプラノ歌手 仲谷響子さんが登場。美しい歌声と、その声量に圧倒されました。音楽の授業で習った曲、昔懐かしい曲、NHK復興支援ソングなど、子どもたちが今までに耳にしたことがある曲もあり、口ずさみながら聴いている子もいました。

　最後は、５名の演奏家さんとともに、全員で校歌とさんぽ（トトロの主題歌）を歌いました。心に潤い（栄養）を与えていただき、幸せなひとときを過ごすことができました。

　気持ちのよい秋晴れの空の下、校内マラソン大会が行われました。体育の時間には、何度もコースを走って練習を重ね、一人一人が目標をもって今日の本番に臨みました。上り坂を一生懸命駆け上がったり、ゴールに向かってあきらめずに歯を食いしばったりと、がんばって走る様子がとても素敵でした。また、仲間や保護者、地域の方からのたくさんの応援や歓声に励まされ、気持ちを強くして走り切ることができた子どもたちでした。練習や大会でがんばったことは、子どもたちにとって大きな自信、実りとなったはずです。これからの学習や活動でも生かしていけるといいと思います。

　10月12日（金）４、5年生が「学びの森」へ出かけました。天気も良く、とても気持ちのよい秋晴れの下、みんなで秋の里山散策を楽しみました。講師は、萩原さん（NPO法人里山ネット代表）です。萩原さんには高学年が、環境学習の発表の時にもお世話になっています。

　さあ、出発です。山の仕事をする方が使っておられる杣道（そまみち）をゆっくり上っていきます。何と出会えるか、とっても楽しみです。

　途中、休憩をしながら楽しい山のお話をしていただいたり、自然を扱ったゲームをしたりしました。今回は、いろいろな形をした葉っぱを探しながら、散策しました。

　「学びの森の」からは、久々子湖がきれいに見えていました。こんな景色を見ていると、疲れも吹っ飛びました。さて来年は、このフィールドを使って、どんな「学び」をすることができるでしょうか。今から、とっても楽しみです。

１０月３日（水）に、若狭町陸上記録会が行われ、本校の５・６年生が出場しました。

当日は、見事な秋晴れのさわやかな１日となり、子どもたちは、全力で競技に取り組みました。

100ｍ走、ハードル走、走り幅跳び、走り高跳び、ボール投げ、長距離走、４×100ｍリレー。

男女各７種目に熱戦が繰り広げられ、気山小児童たちは、多くの入賞をはたすという

すばらしい結果を残しました。

これまでの練習で培った体力、気力を今後に生かしていってほしいものです。

　実は、昨年度から、中日本高速道路株式会社様のご好意により、若狭三方ＩＣの出入り口に気山小学校児童作の交通安全標語の横断幕が掲げられています。高速道路を利用された際に見かけられた方も多いのではないかと思いますが、本年度もまた、高学年児童による標語を掲示していただけることになりました。

　さて、新しい横断幕が先週末に出来上がり、小学校に持ってきていただき、子どもたちに披露してくださりました。

　また、今週月曜日には中日本高速道路株式会社敦賀保全・サービスセンター所長様が学校に見えられ、今回の横断幕協力のお礼にと、気山小学校に感謝状をいただきました。

　この横断幕はこれからも毎年更新していただけるそうです。気山小の子どもたちの作ったメッセージがこれからもＩＣに掲示されるとのことですので、どうぞお楽しみに。

　９月２０日（木）に、地域と進める体験推進事業の一環として「地域の方が感じる気山のよさを聞いてみよう」ということで、県外ご出身で気山保育所にお勤めの鈴木さんに来ていただき、５，６年生が話を聞かせていただきました。鈴木さんは、気山には日本の原風景がまだたくさん残っているというお話しを元に、自分が若狭町で保育士をしている理由も熱く語っていただきました。子ども達は自分自身の日々の生活を振り返り、悔いのない人生を送っていきたいということを強く感じたようでした。