人権講演会と感謝の集い
17日(土)には,日頃見守り隊などでお世話になっている方々や祖父母の方々をお招きして,感謝の集いと人権講演会がおこなわれました。2時間目が授業参観で,業間に1~3年生がソーラン節,4~6年生が音楽発表会で発表した合唱と合奏を披露しました。
人権講演会では,車いすの競技ダンサーとしても活躍しておられた奈佐誠司さんと2人のダンサーの方をお迎えして,ダンスの披露と自分の体験談を語ってくださいました。
車いす生活をすることになって,社会の壁や人との関わり合いについて実体験とともに「心のバリアフリー」を話してくださいました。私たちは障害を持つ人々に対して考えているつもりでも,いざ車いすの生活をする側になると,社会には不便なところがたくさんあることに気づかされました。奈佐さんは,そのようなお話を楽しい雰囲気をつくりながらも真剣に話しておられました。きっとみんなの心にも響いたことでしょう。
講演中には車いすを使ったダンスの体験もしました。
退場されるときには奈佐さんの方からみんなのところに行かれて握手をされていました。みんなも奈佐さんを囲むようにして握手をしていました。
また,5年生がつくったカレーもお昼ご飯に食べていただきながら,地域の方々ともお話をされ,本当に「心のバリアフリー」を改めて考えることができた日になりました。
大阪から来ていただいた奈佐さんと2人のダンサーの方々,遠いところ本当にありがとうございました。