プロに学ぶ オンライン授業
今日は、56年生がプロ学のオンライン授業を行いました。講師の先生は、デサントのデザイナーの方です。
自分たちの体操服について、自分たちで改良の案を考え、そのことについてアドバイスをいただきました。
<1班へのアドバイス>
・再帰反射(さいきはんしゃ)で気山小のマークを再現すると、夕方歩いているときに、車のライトが当たって反射すると、運転者が歩いている人を認識できて、安全性が増す。 など
<2班へのアドバイス>
・今の世の中はダイバーシティ、多様性を大事にしようという意識が高まっている。昔は、男の子は青色で女の子は赤色というイメージが強かったので、青色だと女の子が着にくい、女の子でも着やすい色、例えば水色や緑色はどうだろうか。男子・女子が話し合って、みんなが着やすい色を決めるとよい。 など
<3班へのアドバイス>
・速乾性の高い生地はポリエステルである。ポリエステルは石油からできていて、着なくなったらリサイクルボックスに持って行って、リサイクルもできる。 など
<4班へのアドバイス>
・かっこよいは一番良い発想(気山をアルファベットで表現するも)。体操服の古いデザインを新しくしたいという要望は多い。 など
その後で、質疑応答です。たくさん質問させていただきました。
・かっこよいデザインは何か、時代によって変わっている。例えば今の小学生がどんな生活をしているか、どんな雑誌やテレビを見ていて、どんなことを考えているか調べる。
・こだわりは、気分が上がるような服、この服着たから一日がんばれる、他のチームに負けない、俺たちはかっこよいんだという気持ちになれる。
・売れない=失敗 ではない。原因をさぐり、次の開発につなげる。涼しくするために、穴のたくさん開いた服を開発したが、恥ずかしいといって売れなかった。などなど・・・
たくさんお話をお聞きしました。
最後に、気山小学校の子どもたちに向けてメッセージをいただきました。
・将来の夢は、職業でなくてもよい。決まってなくてもあせらなくてよい。いろんなことがする中で、楽しいことややりがいを見つけ、それを掘り下げていく。そこから仕事として感じられるようになるとよい。例えばゲームが好きから、プロゲーマー、キャラクタークリエーター、プロゲーマーのいすを開発するなどがある。好きから周りを支える、仕事につながる。
・今がんばっている学校の授業はどれも大事、例えばデザインでも算数は使う。
・あいさつや返事も大事、AIの発展している将来も、人と人とのつながりは大事で、そこでしっかりしたあいさつや返事が生かされる。
ためになるお話ばかりで、子どもたちは大満足でした。
ありがとうございました。
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