「デフ・パペットシアター・ひとみ」さんの公演がありました。
平成27年度文化芸術による子供の育成事業として,「デフ・パペットシアター・ひとみ」さんが来校され,『はこ / BOXES じいいちゃんのオルゴール』と題した人形劇の公演がありました。
「デフ・パペットシアター・ひとみ」という名前には,
デフ= deaf 耳が聞こえない人
パペットシアター= Puppet Theater 人形劇
ひとみ= 目で見てたのしむ
という意味があるそうです。そしてこの劇団は日本でただひとつ,耳の聞こえない人と,聞こえる人がいっしょに人形劇をつくっている劇団です。
また,今回の人形劇は『はこ』がテーマになっていて,いろんな大きさの『はこ』が出てきて,それらは劇の中でいろいろな『物』になります。形は『はこ』なのですが,その動かし方や物語の様子から,みんなが持つ想像力によって車になったり,テレビになったり,洗濯機いなったり。。。
「はこ」には無限の表現方法があることを知ることができました。また,人形劇も,今の社会の問題を私たちに問いかけているように感じました。
楽しい中にも,何か心に残る物語。そしてそれは,耳が聞こえる人でも聞こえない人でも関係なく,想像力という力をつかって素晴らしい人形劇を作り上げ,多くの人に感動を伝えることができるということを実感することができました。